いつかダイヤモンドをぐるぐる回りホー


「行ってこいよ、青春だぜ」
と庄司に言われて
甲子園で決勝戦を見てきた。
期待してなかったのに
震えるくらい、
すごいゲームだった。
佐賀北の選手や監督が
口々に言った「信じられない」
という意味がよくわかる。


いま、関西に来てます。
昨日やっと俺がこっちに来た意味が分かった。
無性に逃げたかったんだ。
そして誰かに救いを求めたかった。


ノープランで家を出て、
飲みすぎて夜行を逃し江ノ島で野宿。
始発で再び西へ向かった。
でも、どこにいても落ち着かない。
焦り、不安になる。


転がるように清野ちゃんの家へ泊まりに行くと
偶然にも近くに世一とユピテルが来てて
彼らがよく口にする「みきさん」とも会えた。
バーに行ってみんなで飲み語ったんだけど
でもなんか俺は浮かなくて、寝てた。最悪だ。
俺が知識ないというのもあるにせよ、
とにかく、戦意を失っていた。
こっくりこっくりしてた。


そう、戦意を失ってるんだ。俺は。
戦うことから、すごく逃げたくなってる。
なんとか生きる気力を取り戻した3月から
俺は自分の限界を超えて戦い続けてきた。


5人(6人)暮らし、
塾、
WIF、
unchu、
それから音楽祭。


限界を超えて、
なんていうと聞こえがいいけど
要するにキャパオーバーだ。


ユピテルが俺に指摘したことがある。
今でもとても正確な分析だと思う。
俺はとても「好戦的な人間」です。
そんな俺が、戦うことから逃げるなんて。
好戦的なのを隠すのに苦労してたのに。


そして逃げる先は酒!


と書いてて3年くらい前よく言ってた
器に入りきらないものを突っ込んで
ひび割れながら修復してでかくするんだ、
っていう馬場理論#70くらいを思い出した。


野球を見てても何をしてても
敗北の美学に酔いつつあるけど、
あと1週間で何とかなおさなきゃ・・・
戻れないくらい木っ端微塵になっちまう!


早くハッピーなblogを書けますように・・・☆
そんな願いを込めて大学時代いちばん涙した曲、
馬場俊英 『ボーイズ・オン・ザ・ラン』!



(※映像は本人ではないです)。(心ふるえるくらい素敵な)歌詞


一体誰があの日オレに一発逆転を想像しただろう?
でも俺は次の球をいつだって本気で狙ってる
いつかダイアモンドをぐるぐる回りホームイン


敗者の数千校−1校の全員に拍手を送りたいけど、
今日だけは佐賀北の副島君に感謝を込めて乾杯。


もしよかったら、そのうちホンモノも聴いてください。

BOYS ON THE RUN 4 SONGS

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