takada-baba2007-10-28



俺の人生における記念すべき日


父と子の関係は難しい。


友人と話していると、親父達の世代の多くの人が
「シャイだ」
という結論になる。
子供との関わり方がわからないのか、
「そうか。」「うん。」
みたなコミュニケーションしかできないという話をよくしてきた。


しかしそんな中、高田荘のメンバーは
大学に入ってからその関係を変えてきた。

柴田・世一がそれであり、
ユピテルに至っては
「話もしたくない。嫌いだ。」
とまで言っていた親父との関係を、高田荘での生活の後、
大きく変えることに成功した。

そんなわけで、友人から「親父と飲んだ」みたいな
話を聞くと、本当に「すげえな」と思っていた。




俺の親父は「シャイ世代」の代表選手みたいな奴で、
今回勇気を出して、俺が「サシで飲もう」と誘ったところ、


母親に「お母さんも一緒に行こうよ」と言ったほどの人間。



「社会に出るまでにしたいこと」の最右翼として「親父と飲む」と決めていたので、
なんとか一人で来てほしいと伝え、
そんな親父も覚悟を決めたのか、遂に親子で飲むことになったのが今日の夜。


池袋にある「坐唯杏」という粋な飲み屋で歴史的会談は始まった。
今回の飲みの俺の目的は、



「親父」



と面と向かって言うことだった笑
これが言えたら、関係は変わる。
そう思っていたので、
飲み始めの初っ端に「親父」と呼びたい。と切り出した。


あっちはかなり動揺していたが、
こちらは自己表現論の原孝先生の「親父との思い出」を
引用しながら、平静を装った笑



はじめは、メニュー表に目をやり続けていた親父も
酒が進むにつれ次第に心を開いてくれた。



俺の小学校時代の話、
(少年野球に入ったものキャッチボールもロクにできなかったらしい笑)
家族の話、
俺の友人・先輩・後輩の話、
11月から単身赴任をする話、
これまで唯一の話題であったラグビーの話、


気づけばあっというまに時間は過ぎっていった。


親父は気分がよくなったのか、「締めにラーメンを食いに行くぞ」と言い出して、
池袋の人気ラーメン屋に行き、何を思ったか、
「ラーメン・つけ麺・とんこつラーメンの3人前」を頼みだし笑、
腹いっぱい2人で食って、親父は帰っていった。



俺は久しぶりの泥酔状態だったが、
大きな達成感と手ごたえを感じて池袋をあとにした。



あぁマジでよかった。
いろいろ話してみると、親父はやはり家族思いで
家族のために一生懸命働いてくれていることが
しみじみわかった。



原さんや高田荘のメンバーの刺激を受けて
大きな変革を成し遂げることができた。



親父との関係が大きく変わった日。




そんな素敵な一日でした。