ここのリンクにも張ってある
清野和彦との縁があって
そんな顔しないでよというイベントに
明日(もうすぐ今日)、出させてもらうことになりました。


何もできない俺の役目は「言葉」。
タップダンスと踊りに合わせて、語ります。


2000円かかるしテスト期間だけれど、
それ以上のものをきっと届ける。


これる人は、ぜひ。
素敵な奴らに出会えるから。



下は当日配る紹介文の横に書く、
俺の想いを綴った文です。

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「楽しむこと」
語り部  馬場 祐平


去年の冬、俺はここに客として来ていた。
それまでも、その時も、それからも、
誰かのパフォーマンスを見るたびに思ってきた。


「かっこいいけれど、俺にはできない」


演技に魅了されたあとでいつも
悔しさと、無力感に襲われた。


いちばん楽しんでいるのはいつだって
パフォーマンスをしている彼らだった。


「楽しんでる奴らを見にきてやった俺が
なんで金まで払わなきゃいけないんだ?」


そんな思いはもちろん心の奥ふかくに沈めた。
楽しいそぶりをして、笑顔をつくってきた。
否定的な自分が、たまらなくいやだったから。


報われない努力を繰り返した末のある日、
何かをできるわけではない人たちが、
観客の心をふるわせる瞬間に立ち会った。
何もできない俺ですら、心から笑い、涙した。


俺はアートも歌も踊りもよくわからない。
でも楽しもうと努めてきたひとりとして
楽しもうと読んでくれるあなたに伝えたい。


何もできない俺が舞台に立つことを決めた。
その俺とあなたとの距離はほんのわずかで
たぶん、今日のパフォーマーの誰よりも近い。


舞台に立つのはとても怖い。
でもその分だけ楽しさが生まれる。


「『なにか』はできるのかもしれない」
あなたの心に、そんな想いを燈したい。


最後まで読んでくれてありがとう。

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今日も国際行政学Aのテストをすっぽかしたばばでした。